
近年、ウェディングスタイルは多様化しており、とくにフォトウェディングが人気を集めています。写真撮影のみのため、準備が少なく気軽に楽しむことができるのが魅力です。また、豊富な衣装の中から自分好みのドレスを選べるため、より満足度の高い体験が可能です。本記事では、フォトウェディングのドレス選びのポイントを詳しく解説します。
フォトウェディングにおけるドレス選びのコツ
フォトスタジオには、さまざまなデザインのドレスが豊富に取りそろえられています。その中でもっとも納得できる一着を選ぶことが大切です。ここでは、失敗しないためのポイントを解説します。
似合うことが最優先
美しく見えるためには、自分に似合うドレスを選ぶことが一番重要です。まず、自身の肌や髪の色に合うカラーを選びましょう。シンプルな白いドレスでも、純白やオフホワイトなど色合いが異なります。
顔色に与える影響が大きいため、慎重に選ぶべきです。さらに、体型に合ったデザインを選びましょう。小柄な方やグラマラスな体型、モデル体型など、それぞれに似合うシルエットや素材が異なります。
自分の体型に合ったデザインを選び、コンプレックスが気になる部分をカバーできるデザインを取り入れることで、おしゃれに見せることができます。
撮影シーンで選ぶ
フォトウェディングでは、屋外での撮影も人気です。撮影場所に合わせたドレス選びが大切です。とくに、撮影の時間帯や場所によって雰囲気が大きく異なるため、シーンに合わせたドレス選びを心がけましょう。
昼間の撮影では、柔らかく温かみのあるデザインがおすすめです。夕方や夜の撮影では、光沢感やハリのあるデザインでラグジュアリーな印象を引き出すことができます。
写真で見ることを前提に考える
結婚式では、花嫁は多くの角度から見られますが、フォトウェディングでは写真がすべてです。写真映えを意識したドレス選びが重要です。とくにカラードレスの場合、華やかな色合いのものや大胆な柄が入ったデザインが写真で映えます。親族に写真を贈る際も、インパクトがあり明るい印象を与えることができます。
ドレス選びの具体的な流れ
フォトウェディングでは、数多くのドレスから数着を選びます。意外と時間がかかるため、事前に流れを理解しておくとスムーズに進められます。ここでは、ドレス選びの流れを解説します。
購入かレンタルを選ぶ
まず、ドレスを購入するかレンタルするかを決めます。購入したドレスをスタジオに持ち込むこともできますので、思い出の品として手元に残したい方には満足感が高い選択です。
しかし、多くの方はレンタルドレスを利用しています。スタジオが管理しているため、たくさんのドレスの中から選びやすく、手軽に試着ができる点が大きなメリットです。
予算で決める
ドレスのレンタル価格は、デザインやブランドによって異なります。予算を事前に決めておくと選びやすくなりますが、試着したときに気に入ったドレスが予算を少し超えてしまうこともあります。
予算に余裕をもたせ、気に入ったドレスを選ぶために工夫することも大切です。たとえば、ほかの費用を削減するなど、全体のバランスを見て調整しましょう。
ドレスのかたちや色で決める
ドレスのデザインはスタジオによって豊富に取りそろえられています。あらかじめ似合う色を絞っておくと選びやすくなります。普段の私服で似合う色を参考にすると、安心して選べるでしょう。
また、客観的なアドバイスをもらうことも有効です。ドレスの形については、体型に合ったシルエットを選ぶことが重要です。
例えば、華奢な方には首や肩にボリュームのあるデザインが似合い、グラマラスな体型の方にはビスチェタイプやVネックが華やかさを引き出します。自分の体型や特徴を最大限に活かせるドレスを選びましょう。
試着のポイント
試着時には、着心地やサイズ感をしっかり確認しましょう。重いデザインのドレスもあるので、ポージングや動きやすさを考慮することが大切です。とくに屋外撮影を予定している場合、移動のしやすさも確認しておくと安心です。
サイズ展開がある場合は、体にフィットしているかを確認し、プロのスタッフに客観的なアドバイスをもらいましょう。ドレスを着こなすためには、身体に合ったサイズとラインが重要です。
ドレスの形とその特徴を紹介
ドレスにはさまざまなシルエットがあり、形によって印象や着心地が大きく変わります。自分に合ったドレスを見つけるためには、どのシルエットが自分に似合うかを理解しておくことが大切です。ここでは、代表的なドレスの形とその特徴を紹介します。
Aライン
定番のドレスシルエットです。ウェストがすっきりしているので、体型や骨格を選ばず美しく着られます。また、裾のボリューム感が目立ち華やかな印象です。
プリンセスライン
Aラインと比べ、さらに裾がボリューミーです。そのため、ウェストラインが強調され、細見え効果があります。また、お腹周りは隠せるので、体型カバーにも最適です。名前のとおり、プリンセスが着るような可愛らしさがあります。
マーメイドライン
身体のラインに沿って、曲線を作るドレスです。エレガントさがあり、大人の雰囲気が出せるでしょう。身体のラインが強調されるので、高身長で細身の方におすすめです。
エンパイアライン
胸下で切替えがあり、スカート部分が落ちるシルエットです。全身で見ると、直線的な印象になります。柔らかい素材が多く、カジュアル嗜好の方におすすめです。
まとめ
多くの新婦にとって、ドレス選びは最もこだわりたいポイントです。自分が納得するまで妥協せず、慎重に選ぶことが大切です。また、どんなデザインが自分に似合うのかを事前にリサーチしておくことも重要です。結婚情報サイトやSNSを活用し、実際にほかの花嫁のコーディネートを参考にするのもよい方法です。とくに東京では、多くのスタジオがあり選択肢が豊富なため、迷い過ぎて決められないこともあります。あらかじめ、ある程度のイメージを固めてからスタジオに相談すると、よりスムーズに理想のドレスに出会えます。自分が満足できる衣装を選ぶことで、フォトウェディングの思い出がさらに素晴らしいものになることでしょう。