
近年、ウェディングスタイルも多様性があり、フォトウェディングは人気です。挙式や披露宴を行わない分、気軽に予定を組めます。とくに引っ越しや生活準備で忙しいカップルに最適です。そこで、撮影までに必要な工程を把握しましょう。ここでは、フォトウェディングの流れや注意点を解説しています。結婚を予定するカップルは必見です。
フォトウェディング全体の流れ
フォトウェディングは気軽に行えます。しかし、予約後すぐに撮影できるとは限りません。ここでは、全体の流れを解説しています。
2人の希望をまとめる
スタジオに行く前に、2人で希望を共有しましょう。衣装イメージ・スタジオや屋外など撮影場所、予算など大まかに決めることが重要です。東京ではスタジオが多く、テイストやサービスに多様性があります。希望が明確なことで、スタジオ選びがスムーズです。
スタジオ選び
スタジオ選びは、結婚情報サイト・SNS・雑誌などを参考にしましょう。また、希望に合うスタジオは複数ピックアップし、対面相談をします。対面相談は予約制が多いため、スケジュールには気を付けましょう。
希望を伝えることで、サービス提案や見積書作成がされます。実際に複数の話を聞き、検討する時間は重要です。スタジオによってサービスはさまざまで、衣装やセットの持ち込み・親族の同行を叶えるケースもあります。
そして、スマートフォン撮影が可能であるか確認が必要です。スタジオによっては、禁止されていので注意しましょう。
スタジオの予約
気に入ったスタジオが見つかったら、すぐに予約しましょう。事前打ち合わせを行うので、撮影まである程度の時間が必要です。一般的に撮影希望日の2か月前に予約すると、余裕をもって準備できます。
また、希望日が埋まることも軽減するでしょう。しかし、春・秋はウェディングシーズンです。入念なカップルは、半年前から予約を入れることもあります。桜・紅葉・青空などロケーションにこだわりたいときは、4か月前には予約しましょう。
事前打ち合わせ
事前打ち合わせでは、撮影日と撮影時刻を決めます。季節によって、昼夜のメリットがあるので時間にもこだわりましょう。そして、プランの確認を行います。サービス内容や金額は注意が必要です。
その後、衣装選びに入ります。衣装は試着できないことが多いので、慎重に考えましょう。自身の肌に合う色や骨格に合うシルエットを選ぶと失敗がありません。
撮影日
事前打ち合わせで指定された日時、場所に向かいます。ヘアメイクや着付けには時間がかかるので遅刻は厳禁です。また、ヘアメイクを先に行い、着付けに移ります。髪型を崩さないように脱げる服装で行きましょう。
新郎新婦ともに前開きのシャツがおすすめです。支度を終えると撮影に入ります。衣装の着用数にもよりますが、大体2時間以上が必要です。その後、着替えを行い、画像データの確認に移ります。好みの画像を選び、どのように残すかを決めましょう。
データ・アルバム・フォトスタンドなど、サービスはさまざまです。大切な選択なので、1時間以上はかかるでしょう。また、データはその場でもらえるわけではなく、最低20日間はかかります。
アルバムにすると、2か月はかかるでしょう。親族にプレゼントしたい場合など、検討する必要があります。そして、すべてが終わると会計です。支払い方法は指定されたとおりに行いましょう。
フォトウェディング当日までに行う準備内容
フォトウェディングの予約・事前打ち合わせが済むと、当日までの準備が必要です。ここでは、具体的な準備内容を解説します。
撮影に使うアイテム
持ち込み可能な場合、小物などの準備を始めましょう。思い出の品や趣味アイテムなど、2人の世界観を出すために重要です。また、髪飾りやアクセサリーを持ち込む場合、汚れや破損がないか確認しましょう。
当日まで気付かない場合、身に付けられず後悔します。また、肌着は個人準備です。新婦は、衣装シルエットに影響がない肌着を選びましょう。
コンディションを整える
当日までに美容や健康面を整えておくことも重要です。とくに新婦はデコルテ・背中・腕など、露出するドレスが多くなります。丁寧に自身を扱う、ブライダルエステはおすすめです。心身共に美しくなり、特別な1日になるでしょう。
また、美容院・ネイルサロン・まつ毛エクステ・眉アートなど、美容スケジュールも重要です。髪や爪は伸びるので、極力撮影日近くに予約しましょう。
そして、とくに重要な点は健康面です。風邪やケガには気を付け、睡眠をたっぷりとってのぞみましょう。当日、6~8時間程度かかります。また、座る時間が少ないため体力が必要です。新郎・新婦ともに、体調は万全に整えましょう。
フォトウェディングにおける注意点を紹介
フォトウェディングは、短い期間に決めることが多いスタイルです。そのため、注意すべき点があります。理解したうえで、予約・撮影に臨みましょう。
キャンセルやプラン変更について
予約から撮影日まで、2か月以上はかかります。カップルによって希望が変わることもあるでしょう。そのため、最終キャンセル日やプラン変更可能日の把握が必要です。スタジオによってはキャンセル料が発生します。トラブルを避けるために必ず確認しましょう。
屋外撮影の天候
屋外撮影を希望する場合、天候は大きな不安要素です。悪天候を想定して、臨機応変なプランにしましょう。スタジオ撮影や日時変更など、サービスはさまざまです。
写真の完成形・受け取り
多くのスタジオで、データを写真にする枚数が決められています。制限の中で、気に入ったショットを慎重に選びましょう。また、アルバムは、載せられるショットが多いため、選ぶ時間がかかります。また、受け取りまで2カ月以上かかることを想定しましょう。
まとめ
ウェディングイベントは、一生の思い出となります。2人の満足度を何よりも大切にしましょう。妥協せず選ぶために、早めの行動が重要です。また、スタジオについて調べ、じっくり検討しましょう。相談・見積もりだけでも、多くの時間を費やします。スケジュールを上手に立てて行動しましょう。東京では、多くのスタジオが存在します。複数を回り、検討していくことが重要です。2人の価値観と合う、最高のスタジオを探しましょう。